不動産登記の中身について
不動産登記においては、絶対に登記しなくてはいけない中身と登記するか否かは自由自在な中身があります。
絶対にしなくてはならないのは表題部登記というもので、主として物理的な状況がどうであるのかを表す中身です。
具体的に言いますと、土地のケースでは地番等の情報が要ります。
表題部登記に関しては、建てた後1か月内に申請を必須とされる決まり事になっています。
仮に期限内に行わなかったケースには10万円以下の過料に処されますから気をつけなければなりません。
不動産についての事務は司法書士にお願いする印象がありますが、表題登記は土地家屋調査士にお願いするのが通例です。
土地家屋調査士へ依頼をしたケースでの相場は物件1件あたり10万円くらいです。
そして、表題部登記に関しては基本的に登録免許税は必要ありません。
東日本大震災で被害を受けましたが、登記が行なわれていない土地が復興の障害になることがありました。
以上のように、不動産登記を実施していないことは権利関係を複雑にします。
したがってしかるべく手続きを行っておかなければなりません。